和服をカジュアルに着こなすジャケット・コートの種類と選び方
和装+コートの着こなし
カジュアル着物に合わせるコート・ジャケットの種類・特徴・選び方
着物をカジュアルに着こなす若い人を街中で目にする機会が増えました。一見、着こなすのが難しそうに思える着物。取り入れてみると意外と簡単に着こなすことができたといった声もよく聞きます。手始めに、コートやジャケットの代わりに着物を着てみるのもいいかも。こちらでは、カジュアルに着こなせる着物アレンジアイテムを販売するWEAR 2.5が、カジュアルに活用できる着物について解説します。カジュアルな着物アレンジアイテムをお探しの方はぜひご参考にしてください。
【着物カジュアル】着物にコートを合わせた着こなしについて
着物でお出かけをする際は、大切な着物を汚れや寒さから守ってくれるコートがあると重宝します。一昔前までは、帯付き姿で外出するのはマナー違反でした。そのまま外出すると帯や着物を汚してしまう、また豪華な帯を見せることは奥ゆかしさに欠けるという考えもあり、上着を羽織るのがマナーとされていたのです。
洋服の正装でジャケット着用が必須のシーンがあるように、着物の正装として羽織を合わせるのがマナーとされる場合もあります。ただし、現在は帯付きがマナー違反という風潮はほとんどなく、コートは防寒や汚れ防止といった機能面が重視されています。
また、着物のおしゃれをカジュアルに楽しめるアイテムとしても活用されています。コートを着る季節は、一般的に「紅葉が色づく頃から桜が散る頃まで」といわれています。少し肌寒くなる秋頃から、春が訪れる前の11月~4月頃までが目安です。
コートといえば防寒対策のために着るものというイメージが強いですが、着物の場合はそうではありません。一昔前までは寒い季節だけではなく、暑い時期でもコートを身につけていました。ただし厚手のものではなく、薄手の素材や涼しげな見た目のものが使用されていたようです。
現代でも夏の冷房対策や日除けなどに役立つほか、おしゃれを楽しめるアイテムとしても活用できます。おしゃれ着として優れたコートをコーデに取り入れることで、着こなしのポイントになり、着物でワンランク上のおしゃれが楽しめるでしょう。
カジュアルな着物について解説
着物といえば少し前まではハードルが高く、成人式や結婚式などの特別なときに着るイメージがありました。理由は、着物をそれだけでは着ることができず、帯や足袋、長襦袢や肌着など、着物専用の小物や衣服が必要ということ。
さらに着付けの方法や着用後の畳み方、保管する方法などが洋服とは違うことも挙げられます。そのため手間がかかり、洋服のように気軽に着ることができず、興味はあっても敬遠される人が多かったようです。
ところが最近「カジュアル着物」または「プレタ着物」と呼ばれる気軽に楽しめる新しいスタイルの着物が登場し、着物がグッと身近になりました。こちらでは、気軽に着物を楽しみたい方のためにカジュアル着物について解説いたします。
カジュアル着物とは
着物といえば絹でできていて繊細なイメージがありますが、カジュアル着物はポリエステルや木綿などでできている場合が多く、絹の着物に比べると安価で取り扱いが簡単です。また、絹の着物は生地自体がデリケートなので、一度着用すると陰干しをして、洗濯するときにはクリーニングに出さなければなりません。
しかし、カジュアル着物は生地が丈夫で、多くのものは家庭での洗濯が可能です。柄や彩りも種類が多く、鮮やかなカラーや大正ロマンを彷彿とさせるような柄など、普段とは違った着こなしを楽しむことができるのも魅力といえます。こうした理由から、男女共に着物を普段着として取り入れる人が増えてきました。
着物を取り入れた現代コーデ
最近では、着物と洋服を組み合わせる人も増えています。特に着物をアレンジしたコートやジャケットなどのアウター類は、着こなしやすくどのようなスタイルとも好相性なので、初めて着物を取り入れる方にもおすすめです。他にもスカートやトップスなどもあるため、自分の普段のファッションで取り入れやすいところから始めてみるのもよいでしょう。
【レディース】カジュアル着物に合わせるコートやジャケットの種類
同じ着物でも、合わせるコートやジャケットによって雰囲気は大きく変わります。着物に合わせるコートにはどのような種類があるのでしょうか。種類別に詳しくご紹介します。
羽織
上着の中でも定番の羽織ものは、洋服ではジャケットやカーディガンにあたります。一般的なコートは室内では脱ぐのがマナーですが、羽織は室内で着用しても問題ありません。基本的には普段着とされているため、ジャケットのようにカジュアルなお出かけ着として活用できます。
羽織の丈は時代の流行に応じて長さが変わり、現在では長めの丈が主流です。丈が短いものはカジュアルな印象になります。
道中着
衿が裾の長さまであるカジュアルな外出着のコートです。着脱が楽にできるため、近年人気を集めています。飾り紐で結ぶタイプが多く、様々な種類の中から好みのデザインを楽しめるのも魅力です。
素材によってはフォーマルシーンの礼装としても着られますが、基本的にはカジュアルなおしゃれ着向けとされています。
ポンチョ・ケープ
袖の長さを気にせず着物でも簡単に羽織れるのが、ポンチョもしくはケープです。袖がないため着用しやすく、ボリュームのある可愛らしいデザインで人気を集めています。着物の色柄に合っていれば、洋服と兼用で普段使いできる便利なアウターです。
和装コート
着物に合わせて、袖と衿まわりが広めに作られたコートが「和装コート」です。帯に配慮して背中まわりがゆったりとした作りになっており、まさに着物のためのコートといえるでしょう。
素材は洋服のコートと同様に、ウールなどの暖かいしっかりとした素材で作られているため、寒い時期の移動や屋外で過ごす際に最適です。屋外用のため、脱いでから室内に入るのがマナーです。
ショール・ストール
袖を通さずに肩からかけて使用できるショールやストールは、カジュアルなシーンで着用できます。マフラー感覚で簡単に羽織ることができる上、持ち運びにも便利。羽織るだけで印象が変わり、着物と洋服のどちらのコーデにも使えるとても便利なアイテムです。
冬は羽織の上に重ねることでより暖かく、コーデのアクセントにもなります。大きめのサイズがおすすめです。
【レディース】カジュアル着物に合わせるコートやジャケットの選び方
着物は着用シーンにふさわしい格、季節に合った色柄や素材のものを選ぶのが一般的で、基本的にはコートも同じように選びます。カジュアルな場面であれば好みのものを自由に合わせることができます。
こちらでは着物コートを選ぶポイントをご紹介します。
色
コートは着物との色合わせを考えて選ぶのがポイントです。明るい色の着物には少しトーンダウンした色のコートを選ぶと、より着物が際立ちます。着物が暗めの色であれば明るめのコートを選ぶと着物を引き立ててくれるでしょう。着物とコートの色を同色系にすれば、落ち着いた統一感のあるコーデになります。
迷ったら、年代を問わずどのような着物にも合わせやすいシックな色合いを選ぶとよいでしょう。
季節
コートは素材によって雰囲気が変わってきます。春や夏には軽やかな薄手の素材、秋から冬にかけては暖かみのある素材のものを合わせると、季節感のあるおしゃれな着こなしに仕上がります。
着用シーン
礼装が求められるようなフォーマルな場面では、着物とコートの選び方に注意が必要です。その場にふさわしいマナーを優先してコートを選びましょう。普段のお出かけの場合は、自由に好みのものを選ぶことができます。
柄
柄×柄の組み合わせも、着物の色と羽織の柄の色を合わせることで統一感のあるコーデになります。黒地で柄のある羽織ものはどの色の着物にも合わせやすく、レディースコーデでも着回しのきくアイテムです。
【メンズ】カジュアル着物に合わせるコートやジャケットの選び方
着物というとどうしても女性向けのイメージを持たれがちですが、男性にも着物用コートが存在します。男性がコートを着用することでコーディネートが引き締まり、きちんと感を出すことが可能です。
選び方は基本的にレディースと同じですが、男性着物のコート選びに迷ったら無地のものがおすすめです。着物と同じ色味もよいですが、トーンを少し変えたり色に明暗を出したりすると着物の魅力がより引き立ちます。
こちらでは、メンズのおしゃれな着こなしにおすすめのコートをご紹介します。
トンビコート
丈が長めのケープのようなデザインのコートです。スコットランドが発祥ですが、実用性の高さから日本でも普及してきました。着物の大きな袖が邪魔になりにくく、実用性とおしゃれを両立できるコートとして人気があります。迷ったらトンビコートが間違いなしのアイテムです。
角袖コート
角袖コートは、男性用の最もポピュラーな和装コートです。着物と同じ形をした袖が大きく開いており、着物を着用したまま袖を入れることができます。衿は主にステンカラーのベーシックなデザインで、普段使いはもちろんフォーマルな場面まで幅広く使えるコートです。
近年では和洋兼用で着られるコートも数多くあります。お気に入りのアイテムを見つけて、ぜひ着物コーデを楽しんでください。
着物×カジュアルコーデ コートやジャケットみたいに羽織っておしゃれに着こなし
カジュアル着物の登場により、着物が気軽に着られるようになりました。特に木綿の着物は吸水性や着心地が良く、そのうえ丈夫で安価なことから、昔から庶民の間では普段着として着られていたようです。比較的最近登場したウールやポリエステル素材の着物は、格子などの昔ながらの柄の他に、ドットやチェック、無地、モノトーンなどの柄のバリエーションも多く、洋服を選ぶような感覚でカジュアルに着物を選べるようになりました。
和洋ミックスの着こなし方
着物が身近になった今では、和服と洋服を掛け合わせたコーディネートや、和服を洋服にアレンジしたアイテムなどが注目を集めています。特に人気があるのが、羽織や着物をコートやジャケットのように洋服の上からアウターとして着る方法です。
羽織はジャケット感覚で羽織るため、着付けができなくても気軽に着用でき、絵柄も豊富なので選びやすく、普段の洋服に加えるだけで新しい変化を与えてくれます。長着をコートとして着る場合は、前をオープンにして着るとよいでしょう。カットソーとパンツの何気ないスタイルも長着を羽織るだけでイメージが変わり、いつものコーデとは違う雰囲気になります。
また、着物に帽子やブーツ・ベルト・バッグなどの洋服の小物を加えるだけでも、和洋ミックスのカジュアルコーディネートを楽しめます。モダンな雰囲気の演出にも役立つでしょう。
着物をスカートにアレンジするのもおすすめ
着物をアレンジしたスカートもぜひ取り入れていただきたいアイテムのひとつです。洋服にはない和服独特の柄はバリエーションも多く、人と被らないファッションを身に付けたいと思う方にはぴったりです。着物をアレンジした服を着こなすのは、初めは難しいと感じるかもしれませんが、身に付けてみるとちょうどよいアクセントになり、意外と自然に着こなすことができるので、ぜひお試しください。
カジュアルな着物アレンジアイテムをお探しの方は、WEAR 2.5をぜひご利用ください。WEAR 2.5では、洋服感覚で手軽に着られる着物をリメイクしたアイテムを販売しております。メンズ・レディースどちらも取り扱っていますので、大切な人とペアで楽しむことも可能です。通販にて購入できますので、興味のある方はぜひご利用ください。
【着物カジュアル】コートやジャケットとして普段着で着る着物取り扱っているWEAR 2.5
カジュアル着物の登場で着物スタイルは身近なものになりました。最近ではおしゃれな人の間で、着物をリメイクしたスタイル・着こなしが注目されつつあります。WEAR 2.5は、着物を洋服感覚で手軽に着られるよう、和服をアレンジしたアイテムを販売しているブランドです。
和服の持つ魅力を知っていただきたいという思いと、和服のデザインを残しつつ現代人でも使いやすくしたいという思いから生まれました。デザイン性と機能性の面で、ご好評をいただいています。着物アレンジのジャケットやコートに興味がある方は、ぜひ一度お試しください。
カジュアルな着物をお探しの方へ WEAR 2.5について
PRODUCT
Remake
着られなくなった着物をリメイクしたアイテムを展開しています。基本的にすべてが一点もの。あなたのお気に入りを見つけてください。
Original
デッドストックの生地を利用したオリジナルのアイテムも。日本国内の着物縫製工場で丁寧に作られています。
EFFORT
SDGs
事業活動を通し、社会・地球のサステナブルな発展への貢献を目指します。その価値観はSDGs(※1)が目指すものと一致しています。
※1 SDGs(Sustainable Development Goals)
2015年9月に150を超える首脳が参加した「国連持続可能な開発サミット」で採択された 2030年までの新たな「持続可能な開発目標」で、17の目標と169のターゲットから構成されています。
カジュアルに着こなせる着物リメイク(ジャケット・コート)のサステナブルファッション
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【着物 コート】カジュアルに着こなせる着物アレンジのアイテムはWEAR 2.5
寛衣(和服)と窄衣(洋服)、それぞれの着るを繋ぐ、現代の“新キモノ”
ショップ名 | WEAR 2.5 WEB STORE |
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